忘年会2016 カニ

日本酒をすでに好きな方なら、獺祭(だっさい)を知らない方はいないでしょう。日本酒が好きな人が周りにいるだけだという方も、すでにその存在を知っているかもしれません。何にも日本酒のことを知らない方でさえ、知っているかも。

そのくらい、今日本で最も有名な日本酒が、山口県の旭酒造さんが醸す獺祭です。

ここでは、獺祭について知るべきことを7つのトリビアにまとめました!

1. 「獺祭」と検索される数、なんと毎月13.5万回!

獺祭の人気は、その圧倒的な検索数を見れば明らかです。

Googleキーワードプランナーのデータによると「獺祭」というキーワードでの月間検索数は135,000回あります。13万回超えです。例えば、他に人気の日本酒として挙げられる「八海山」なら22,200回。「十四代」なら14,800回。「越乃寒梅 」や「久保田」だと、獺祭の10分の1以下の12,100回です。

検索数が多いということは、通だけでなく、初心者までが「獺祭ってどんなお酒だろう?」と気にかけているということなのではないかと思います。それだけ、あちこちで名前を耳にするお酒が獺祭なのです!

dassaitips01

2. どんな水でも絶対に見極められる、酒職人社長

獺祭を製造する旭酒造の社長・桜井さんは、テレビ番組の『ほこたて』に出演経験があります。

その際、桜井社長は「どんな水でも絶対に見極める酒職人」として登場し、「絶対に水道水だと気付かれない浄水器」と対戦しました。そして、見事に浄水器の水を言い当てたのです!

この番組で取り上げられたことが、獺祭の認知度を広く一般層にまで普及させ、さらには獺祭の品薄を招き、旭酒造が品薄を謝罪するまでの騒動になりました。

dassaitips02

3. 1台で家が買えるハイテクマシン

獺祭の製造過程では、最新の設備と人の手による丁寧な手入れがどちらも加えられています。

dassaitips08

そして、一部製品に使われていて有名なのが、家が1軒買えるという遠心分離機です。

このハイテクマシンは、日本酒の生産過程において、上槽といわれる時に使われるもの。詳しくは『日本酒度と酸度を理解したら、お酒が楽しくなってきた!』で説明したので、そちらも見ていただきたいのですが、要するにもろみ(発酵してドロドロになったお米)から液体のお酒を搾り取る工程です。

通常は、もろみに圧力をかけて行われるのですが、この遠心分離機を使えば圧力をかけることなくお酒を絞れるので、香りやふくらみといった吟醸酒の良さを壊さないままの日本酒ができるのだそう。

遠心分離機や、その他製造工程に関しては、次の動画ですごくよく紹介されています。

YouTubeで探したところ、英語話者向けのこの動画が最も分かりやすかった・・・日本のYouTuberさん頑張って!

dassaitips03

4. プレミア価格・・・だけど定価は良心的

Amazonを始めとする一部のオンライン通販サイトでは現在、獺祭を定価でゲットすることが難しくなっています。

需要と供給のバランスが崩れていることがその原因で、もう少し詳しく言えば獺祭の原材料となる山田錦の供給量が不足していることが主な理由となっているようです。

例えば、最も普段飲みしやすい価格帯の『獺祭 純米大吟醸50』の1,800㎖(1升瓶)は、Amazonでは7,000円近いプレミア価格で販売されています(2016年1月調査時点)

本当は、50なら1,800㎖で3,078円だから、純米大吟醸としては決して高くない、コストパフォーマンスにも優れたお酒なのですけどね!

旭酒造さん、ウェブサイトで「真に美味しい酒は、誰が飲んでも美味しいモノです。旭酒造は真に美味しい酒を目指します」と書かれています。今、旭酒造さんの獺祭は”真に美味しい酒”として”誰もが飲みたい”と思うような質に達しているように思います。あとは誰もが飲めるように”供給するだけ”ですね!生産、ファイトです!

dassaitips04

5. 最高級酒が飲みたければ、獺祭バーへGo!

プレミア価格の獺祭をグラスで程よく飲みたいという方に朗報です。

東京スクエアガーデンにある『獺祭Bar』は、獺祭直営ストアを併設する獺祭専門の日本酒バー。ここでは、2,100円の『三種おためし』や3,100円で『五種おためし』というセットが提供されています。

三種の方には『磨き二割三分 Dassai 23』『磨き三割九分 Dassai 39』『本日のお試し一杯』が、五種の方にはそれに加えて『本日の発泡酒』と、獺祭の最高級品『磨きその先へ』が含まれています。

『磨きその先へ』は720㎖の4合瓶で通常32,400円する超高級品。そう考えると、特に獺祭初心者にとってはこの五種おためしは非常にお得感がありますよ!

dassaitips05

6. 安倍首相お気に入りのお酒

獺祭は、安倍首相によるトップセールスも度々話題になります。

2013年10月にはロシアのプーチン大統領に、2014年4月にはオバマ大統領に、それぞれ獺祭がプレゼントされています。

というのも、安倍首相は山口県の衆議院議員として正解デビューを果たしているんですね。そもそも、安倍首相にとっては何世代も前にあたる明治の頃から、安倍首相の家系はこの山口県を地盤とした政治家さんだったそう。

同郷の絆は強いですね。

dassaitips06

7. データを活用した酒造り分析

獺祭の製造元、旭酒造の桜井社長は、カンブリア宮殿で特集されるほど注目を集める社長さんです。

34歳で酒蔵を継いだ桜井社長は、当時は県内でも決して上位ではなかった旭酒造を、純米大吟醸に専念しつつ価格を抑えるなど様々な策によって徐々に成長させ、国内トップの酒蔵に育て上げました。

また、普通は杜氏さんを中心に作る日本酒を、杜氏さんが辞めてしまったのをきっかけにして杜氏さんなしの製造システムに変えてしまい、その際にお酒造りの過程をデータ分析して社員にも作れるようノウハウ化してしまったそうです。

dassaitips07

まとめ

ここまで、獺祭の魅力をなるべく漏れるところなくお伝えしてきたつもりですが、獺祭の魅力を知るには旭酒造さんのウェブサイトを見ていただくのが1番だったりします。

なぜって、旭酒造のウェブサイトには彼らの獺祭作りに対する執念が非常に細かく、情熱的に記載されているからです。こんなに「うわ、この商品を試してみたい」と思うようなサイトは、日本酒に限らずなかなか見かけません。とにかく直球で、愛に溢れています。

獺祭ができるまで』というページでは、獺祭を作る過程のこだわりが非常に細かく表現されています。『獺祭磨き二割三分物語』には、今や主力商品となった磨き二割三分ができるまでのドラマについて、桜井社長や社員の方々の当時の様子が振り返られていて、とっても読み応えがあります。

獺祭に興味がある方にはぜひ一度、公式サイトの方もご覧になっていただきたいです!

参考:
獺祭の蔵元|旭酒造株式会社
杜氏制を廃止! 日本酒業界の風雲児「獺祭」桜井社長の「逆境経営」とその真意 | ダ・ヴィンチニュース
獺祭Bar 23 (ダッサイバーニジュウサン) – 東京/日本酒 [食べログ]
獺祭Bar 23(京橋) 獺祭おためし三種 & ダッサイ鯛茶漬け  : 今日もおいしいものを求めて
「ほこ×たて」にクリンスイの浄水器が登場 | クリンスイ浄水器 – 三菱レイヨン・クリンスイ
安倍晋三 – Wikipedia

忘年会2016 カニ