福井県の地酒、梵を知らないひとはあまりいないかもしれません。

かなり古い時代から現代にかけて、様々な賞を獲得しており、日本酒好きなら必ずどこかで口にしている、もしくは耳にしているのではないかと思います。

いろいろと際立ったお酒の多い蔵なので、知っておきたい事も沢山あります!ここでは6つのトリビアをご紹介しましょう。

後半、実際に飲んだ『梵』のレビューもしておりますので、是非最後までお読みいただけるとうれしいです!

1. 「梵」という名前に込められた想い

まずは「梵」という名前ですが、これを日本語では「ぼん」と読み、英語では「BORN」と表記します。

国語辞典のデジタル大辞泉によると、この梵という言葉はサンスクリット語に由来する言葉で「清浄・神聖なもの」という意味があり、また英語のBORNには「生まれる」という意味があります。

この「梵 – BORN」という言葉に、梵の蔵元である加藤吉平商店の11代目、加藤団秀さんは、「真理(サンスクリット語)」「輝く未来の誕生(英語)」「素晴らしい(フランス語)」という意味を込めているそうです。

短く、様々な国で発音しやすい言葉ながら、さらに各国語において素敵な意味を持っているって、センスがいいです。

ちなみに「梵」は世界100の国と地域で商標登録済です。抜かりないです。

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2. 日米日本酒鑑評会にて6年連続金賞

梵は、その受賞歴がなかなかに凄いお酒です。

かつては、北陸清酒鑑評会というお酒の質を評価する大会において、大正時代の終わりから昭和初期にかけて4年連続でトップのお酒に選ばれました。

直近では全米日本酒歓評会という大会において、2010年から2015年にかけて6年連続で、純米部門で金賞を受賞しています。その功績が認められて、製造元の加藤吉平商店は2015年に、唯一1社だけ「エメラルド賞」という賞を受けています。

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3. 政府専用機正式機内酒『日本の翼 WING OF JAPAN』

梵の『日本の翼 WING OF JAPAN』というお酒は、政府専用機の正式機内酒に指定されています。

政府専用機に招待された海外の首脳をもてなす際、あるいは親しい国に訪問する際に手土産など。各国の要人をもてなす際に使われる為に採用された日本酒が「日本の翼(WING OF JAPAN)」です。

引用:【箱入】梵 日本の翼 純米大吟醸(加藤吉平商店)  通販|佐野屋 地酒.COM

こういった使われ方をしているのだそうです。すごい・・・。

政府専用機の『日本の翼』以外にも、皇室献上品として指定されている『梵 超吟』にも注目したいところです。とにかく日本国に関わる複数のシーンに『梵』が登場するのです。

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4. 「日本酒」ゆえに純米

梵を作る加藤吉平商店は、純米酒しか作らないと宣言しています。

“純米”と名のつかないほとんどの日本酒には添加アルコールが入っているのが普通で、今となってはそれ自体は特に珍しいことではないのですが、加藤吉平商店の場合はこのアルコール添加を良しとしていません。

なぜなら「日本酒はもともと米のみでつくられる酒であるべきだ」という考え方がその根底にあるのだとか。

実際、添加用のアルコールには国産でないものもあるそうで、それを加えてしまうと確かに100%国産のお酒とは言えなくなってしまうのかもしれません。こだわりが強いのです。

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5. 最低精米率20%!『梵・団』

梵でもう1つ特徴的なお酒として、『梵・団』が挙げられるでしょう。

なんと、精米歩合20%のお酒です。お米を80%も削っちゃってます!やばい!

また、加藤吉平商店さんの全銘柄平均でも、精米歩合は36%で、これは極めて高い磨き率です。磨きまくりで驚きの白さ!

50%以上削れば、大吟醸(最高級)と名乗って良い世界です。もちろん、削れば良いというわけではなく、蔵元もインタビューで話しているように、技術的に出来るからといって精米歩合をひと桁にしてしまうことは、今のところしていません。

あくまで最高の状態を模索した結果、そして時代と人の舌に合わせていった結果、現在は最高20%に落ち着いているのだそうです。

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6. 最短でも1年の長期熟成

梵は、長期間の熟成を経て出荷されると決まっています。最短1年、最長5年が基本だそうです。

なおかつ高いクオリティで温度管理がされています。氷温で熟成されるのです。というのも、氷温での熟成は常温での熟成に比べ、香りの滑らかさが違うのだそう。

温度管理へのこだわりは熟成期間にとどまらず、熟成後に急激な温度変化を避けるために設備に工夫がされていたり、配送時間を必ず夕方から夜中の間の涼しい時間帯にするなどといった点にも現れています。

そしてこの氷温長期熟成によって梵は、透き通ったままの滑らかな熟成酒として出荷されていくそうです。

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美味しくてコスパ良すぎな『梵 GOLD』

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さて、私が全てのお酒の中でも個人的にまずオススメしたいのが『梵 GOLD』です。味が素晴らしく、コスパがよく、入手難易度が高くないことがその理由です。

まず味は、すっきり感とうまみの融合です。どっちだけでもダメ、香りが甘すぎても飲み飽きするんですが、これはきちんとバランスが取れていて飲み続けられる感じがします。

そしてお得。無濾過の純米大吟醸が四合瓶で定価約1500円です。初心者が「良い日本酒を知ってみたい」というときなんかには、本当にベストだと思います。

そして、ネットでもほとんど定価で購入できます。僕はもうほとんどネット通販はAmazonしか利用しないんですけど、日本酒専門でないAmazonでも1700円+送料で合計2500円くらいです(2017年7月調査時点)。これなら田舎住まいでも購入できるし、このクオリティのお酒に対しての値段なら全然満足だと思います。

以上、梵の魅力をお届けしました!梵には他にも皇室献上品の『梵 超吟http://amzn.to/2tEXx0V』などもありますが、それはこれまでにお目にかかる機会がなかったので、いずれ試してみたいと思います!

参考:
ぼん【梵】の意味 – 国語辞書 – goo辞書
インタビュー劇場 ● 梵 超吟 その1
日本酒 梵 鯖江 福井の地酒 加藤吉平商店
【箱入】梵 日本の翼 純米大吟醸(加藤吉平商店)  通販|佐野屋 地酒.COM
加藤吉平商店 かとうきちべえしょうてん 梵 通販|佐野屋 地酒.com
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